1.告知まで

2007/08/28

告知

2007年8月28日(火)

午前中、いつも通りに仕事をしたあと、早退して病院へ。
診察室に入ると、主治医が淡々と言った。

「この間の検査の結果なんですが、乳がんでした」

この一週間、ずっと良性腫瘍であるように祈り続けてきたが、この瞬間、願いは打ち砕かれてしまった。
そうか、乳がんだったか。なんとなく現実感がなくて、思ったよりショックも受けなかった。
その場でCT検査とMRI検査の予約を入れてもらい、胸部X線・尿・血液の検査をして帰った。
乳がんと決まった以上、じたばたしても始まらない。とにかく検査を受けなければ、と思いつつ、落ち着かない。
検査が終わらないと、今後の治療方針も決まらない。
家に帰って、またインターネットで検索した。
乳がんホームページの掲示板に、今日告知を受けたという書き込みがあり、私も書き込みをしてみた。
こんなにたくさんの人が乳がんと戦っているんだ、と思うと、とても励まされた。
冷静なつもりだったが、思考回路が止まっていただけらしい。
とりあえず、明日、朝一番で、上司をつかまえ、今後のことを相談することにした。

◆胸部X線検査・尿検査・血液検査 6270円

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2007/08/21

針生検

2007年8月21日(火)

マンモグラフィ検診を受けるつもりだったが、気が変わった。
検診では、フィルムをもらえないだろうし、結果が出るまで時間がかかるかもしれない。別の病院に行って、初めから検査をやり直すぐらいなら、乳腺外科のある病院に行って、一から調べてもらおう。
最初からそうすればよかった。一週間をムダにしてしまった。
妹が以前かかったことがあるという理由で、J病院に行ってみることにした。乳腺外科の初診外来がある日を調べて、紹介状を持たずにぶっつけで行った。Y病院で話せば紹介状を書いてもらえたと思うが、それにはまた木曜日まで待たなければならない。もう時間をムダにしたくはなかった。

初めての外来。しかも、紹介状なしということで、かなりの時間待たされた。
自分でしこりに気づいたこと、細胞診が必要だと言われたことを話した。
触診はほとんどなしで、エコーで診てもらった。それからマンモグラフィを撮った。痛いとは聞いていたけど、もともとない胸をつぶすので、かなりの痛みだ。でも、フィルムはすぐに診察室に電送されるらしい。とはいえ、またかなり待たされて、再度診察室に呼ばれた。
マンモグラフィには特に気になるものは写っていなかったらしい。というのも、私のしこりはかなり胸から外れた位置にあり、マンモグラフィには入らなかったようなのだ。
午後、細胞診をやることになった。食事をしてきていいというので、ぶらぶら歩いて、病院を出た。
朝一番で来たのに、午後までかかることになってしまった。

私が受けたのは、細胞診と言いつつ、針生検というやつだった。局部麻酔をして、しこりから細胞を抜き取る。
音が大きいので驚かないようにと言われ、先に音だけ聞かせてもらった。確かにすごい音だったが、痛みはほとんどなく、すぐに終わった。結果は一週間後に出るという。次回の予約を入れて、午後から出社した。

◆エコー、マンモグラフィ、針生検 22440円

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2007/08/16

エコー

2007年8月16日(木)

朝一番でY病院に行った。木曜日だけ、乳腺専門の医師が来ているという。前回同様、視触診してもらい、その後エコーでしこりを見てもらった。結果は、「細胞診をした方がいい」というもの。結局、見ただけではわからないのだ。
Y病院にはマンモグラフィがない。指定日は30日だったが、20日にもマンモグラフィの検診がある。私は前倒しでそれを受けるつもりでいた。細胞診のあとでは、マンモグラフィがきれいに撮れないということで、今日は検査をしないで、マンモグラフィ撮影後にまた来るように言われた。
「どんな感じでしょうか?」とおそるおそる聞いてみると、「たぶん悪いものじゃないと思うが、確定はできない」と言う。少しだけ安心したが、結局はわからないということで、不安は残った。
午後から出社。検査中であることを上司に伝え、来週も検査で休むことを了承してもらった。

◆エコー 3010円

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2007/08/14

視触診

2007年8月14日(火)

朝、体調が悪いので休みたいと会社に連絡。
最初から乳腺外科のある病院に行けばよかったのだが、それは思いつかず。検診のことが頭にあったせいか、一覧表の中から近い病院を選んで行ってみることにした。運の悪いことにお盆で休みの病院が多い。最初に行ったK産婦人科は休みだったため、Y病院へ行ってみた。かなり混んでいて待たされたが、院長が触診してくれた。
結果はやはり何かある、ということで、木曜日に乳腺専門の先生が来るので、再度受診するように言われる。
このときは不思議とあまり不安はなかった。
家に帰り、インターネットで「胸 しこり」で検索し、いろんなページを読みあさった。胸にしこりがあっても、良性の場合が9割とある。読んでいるうちに、実際に胸のしこりに気づいて、自分で病院に行った人の手記にぶつかった。とても前向きな人だが、運悪く再発してしまったとある。
急にものすごく怖くなった。もし、このしこりが悪性だったら、私も同じ道をたどるかもしれない。
それまであまり深刻に受け止めていなかったが、初めて不安を感じた。

◆検診料 600円

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2007/08/13

しこり発見

2007年8月13日(月)

今年45歳になるせいか、役所から初めてマンモグラフィー検診のお知らせが来た。今まで一度も受けたことがない。検診日は指定されていて、8月30日だという。平日だったが、受けるつもりで有給の申請をした。用紙を見ると、マンモグラフィーの前に指定機関で視触診を受けてこいとある。ちょうど休みをとっていたので、以前も行ったことのあるK診療所に行ってみたら、検診は午前中だけとのことで断られてしまった。まぁ、土曜日でもいいかと帰宅。じつは自分でもきちんと触診していなかった。ろくに触ってもみずに、問診表の「しこりなし」に○をつけていた。
その晩、ふと思い立って、自分で胸を触ってみて、ギクリとした。右胸に、あきらかにしこりを感じる。
大きさはかなりある。いつからこんなものがあったんだろう。ちっとも気がつかなかった。
土曜日と言わず、明日診てもらおう。
そう決めた。なんとなく早く診てもらいたい気がした。

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