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2009年6月

2009/06/16

「桜姫」 清玄阿闍梨改始於南米版 シアターコクーン

コクーン歌舞伎は、1998年の「盟三五大切」以来、2006年まで5回続けて観ています。2007年、2008年と観に行けなかったけれど、今年は行きたい。どうせなら、現代版も観たい。ということで、チケットを探し、運よく譲っていただくことができて、シアターコクーンに行ってきました。
桜姫は、大竹しのぶさん。舞台は南米のとある国。ほとんどセットのない舞台の上は、列車の中、マリアの寝室、崖の下とどんどん場所を変え、ついていくのが大変なくらい。
観ていて、主役は清玄(セルゲイ)じゃないかと思ったんですが、家に帰ってパンフレットを見たら、まさにそう書かれていました。
大竹さんのマリアは、まるで現実の人間じゃないような、不思議な存在でした。
歌舞伎の桜姫もそうとうぶっとんでますが、墓守との二役で、じつは二役というより、マリア自身が墓守なんじゃないかと思えるような物語でした。勘三郎さんの権助(ゴンザレス)は、ちょっと影が薄くなっちゃいましたね。
そうそう、古田新太さんもすごく良かったなぁ。

客席の一部が可動式になっていて、舞台の後ろから見るような席になってるんですが、歌舞伎版の方はどうなのかな?
歌舞伎版はベンチシートが取れたので、今からちょっとドキドキします。

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2009/06/07

タキソール最終から14ヶ月

Photo

最終タキソールから14ヶ月。なかなか伸びない髪ですが、それでもこれぐらいにはなりました。短いうちは気にならなかったのが、いかにも伸びっぱなしってカンジになってきちゃったので、今日ヘアダイとカットをしてもらいました。首の辺りが短くなってスッキリ。(変身後の姿はまたいずれ)

にしても、すっかり前髪が薄くなっちゃったのが悩みの種です。ふぅ。

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2009/06/04

歌舞伎座さよなら公演 六月大歌舞伎 昼の部

歌舞伎会に入るも、発売に間に合わず、六月大歌舞伎は一般でチケットを取りました。仁左衛門さんが「女殺油地獄」河内屋与兵衛を、一世一代にて勤めるということで、当然ながら大人気。夜の部は普通にチケットがあるのに、昼の部の土日は完売状態で、思い切って平日に取っちゃいました。後悔したくないもんね。

一、正札附根元草摺

代表的な荒事の演技のひとつである"引合事"。この演目では鎧の草摺を引き合います。女ながら大力自慢の舞鶴ということで、男女なのに力で争うのが面白かったです。

二、双蝶々曲輪日記 「角力場」

人気力士の濡髪長吾郎を幸四郎さんが、対する放駒長吉を吉右衛門さんが演じる角力場。人気力士と素人上がりの力士の対比が面白く、見ごたえのある演目でした。長五郎贔屓の山崎屋与五郎。典型的な"つっころばし"の二枚目ということで、染五郎さんがとっても面白く演じておられて、笑いが絶えませんでした。
「引窓」もよく演じられるということで、今後見る機会があるかもしれませんが、できれば一度通しで見てみたいなと思う演目ですね。

三、蝶の道行

暗闇の中、大きな蝶が浮かび上がり、ゆっくりと舞う演出。
明るくなると、そこは花が咲き乱れる野原。蝶ということなのですが、空を飛ぶ振りがあるので、先月の「おしどり」をちょっと思い出してしまいました。蝶になってまで、地獄の責めに合わねばならないなんて、なんて悲しい運命なんでしょうね。

四、女殺油地獄

まず始まる前から、客席の雰囲気が違います。期待感でいっぱいっていう感じ。
今回はお吉を孝太郎さん、娘のお光を千之助くんが演じるということで、三代が揃う舞台になるんですね。千之助くんのお光、愛らしかったです。
とんでもない放蕩息子の与兵衛。なんとなく現代の若者とかぶります。弐左衛門さんは「この役は若い人のエネルギーで見せた方がいい」ともう演じないつもりでいらしたそうですが、舞台の上の与兵衛は、思慮の足りない若者そのものに見えました。
与兵衛はとんでもなく自分勝手なヤツです。お吉はそんな与兵衛に親切にしたばっかりに、殺されてしまうことになります。
自分勝手な理由で衝動殺人を犯す、とんでもない若者なのに、与兵衛に引き込まれていきました。
殺し場の緊張感といったらなかったです。あまりに緊張しているせいか、油ですべって緊張が弛むと、怖いシーンなのに客席に安堵の笑いが起きる。
与兵衛は、途中で殺しを楽しみ出す。その様子が本当によく伝わってきて、まるでサイコホラーを見ているようでした。殺したあとは、一転。急に恐ろしくなって、金を奪って逃げていく。いや~、堪能させてもらいました。
有給使って見に行って良かったheart
本当にかっこよかったです。最低な人間なんだけどね。もう見られないのが残念です。

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