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2007/11/13

セカンドオピニオン

初回の抗がん剤投与で、骨髄抑制の副作用が強く出て、入院したことについて、自分なりにいろいろ調べてみた。私の症状は、「発熱性好中球減少」というものだったらしい。受けた治療もほぼ適切なものだったと思う。
主治医からの提案は、次回投与から薬の量をファルモルビシン90mg、シクロホスファミド600mgに減量して行うというもの。80~75%に減量したという話は聞いたことがあるが、65%に減らすと言われ、不安になった。中途半端な化学療法は、抗がん剤に耐性を示すがん細胞を増やすことになる、と本で読んだからだ。

またまた、乳がん無料質問箱に質問してみた。その答えは、

EC療法はE:90mg/㎡、C:600mg/㎡で3週毎投与する方法です。アマリアさんの身長と体重から体表面積を計算すると1.57㎡になります。原法通りだとEが141mg、Cが942mgとなるので、アマリアさんにはEが140mg、Cが900mgで投与されました。

化学療法の副作用で最も重篤なのは、骨髄が抑制され白血球特に好中球が減少し感染症を起こすことです。アマリアさんには発熱を伴う白血球減少症が出現したため入院治療となりました。抗生剤や白血球を増やす薬が投与され重篤な感染症を回避することができたのだと思います。

骨髄抑制などの副作用がどのように出現するかは個人差があり予め予測できません。1回目の投与時は副作用の出方を慎重に見極めることが大切になります。アマリアさんには強い骨髄抑制が出現しました。同じ投与量で行うと2回目も同じ程度の骨髄抑制が出現する危険性が極めて高いので、2回目以降は抗癌剤の量を減量するのが通常です。減量の仕方は前回の80%あるいは75%程度とするのが一般的だと思いますが、アマリアさんは40度の発熱が見られるほど強い骨髄抑制が出現したので、大事をとって1回目の65%程度に減量したのだと思います。

EC療法は3週毎投与されますが、予定の3週目に十分に白血球数が戻っていない場合には投与を1週間ほど延期することはあります。アマリアさんの場合2週間延期するのは初回の骨髄抑制が強かったためやはり大事をとってのことだと思います。

化学療法は予定の量を予定の間隔で予定の回数投与されることで予測される効果が発揮されます。しかし、そのために生命を脅かすような重篤な副作用が出現しては本末転倒です。

重篤な副作用を回避するために投与量や投与間隔を変更すれば効果は減弱するかもしれませんが、初回投与の効果が全くなくなり無駄になってしまうということはありません。化学療法の効果がどのように出るかも個人差があり、減量しても原法通りの効果が出る場合だってあると思います。

2回目を用心深く行って3回目以降はさらに工夫して副作用をできるだけ軽減しながら治療が行われると思います。どうしても骨髄抑制が強い場合は白血球数を増やす薬を上手に用いながら、さらに減量することなく予定の間隔で治療を行うこともできると思います。

それでも、不安が拭えなかったので、ブレストセンターでセカンドオピニオンを受けてみることにした。電話をしてみたら、たまたますぐに予約が取れた。急に決めたために資料は私がもらっている紙類しかないが、それでも大丈夫だという。どうやら午前中の最後らしく、着いたとき3人ほどいた患者さん(検診かも?)は、次々呼ばれてみんな帰っていった。
セカンドオピニオンで聞いた話。

・あなたの場合は、術前に抗がん剤をやるべきだった
・うちでは、もっと大量を投与するが、発熱した人はいない
・自分なら、まずウィークリータキソール+ハーセプチンをやる
・その後、FEC+ハーセプチンを投与
・減量はおすすめできない

というもの。「もし、また発熱したら、どうなるのですか?」と聞いたところ、「ここには入院する施設がないが、近くのO病院で受け入れてもらえる話になっている」とのこと。セカンドオピニオンを受けたことで、いっそう迷いが大きくなってしまった。どうする? 減量せず薬を変えるべきなのか? アンスラサイクリン系とハーセプチンはともに心毒性があるから、同時投与しないのが基本みたいだけど、ここでは同時に投与するという。「本当は同時投与の方が効くんだよ。タキサン投与の時に、心臓への影響はわかるから、同時投与でも大丈夫」と言われた。確かにアメリカではそういう治験も行われている。より積極的な治療を望むべきか、本当に揺れに揺れることになった。

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