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2007年11月

2007/11/20

もう一つの意見

セカンドオピニオンについて、乳がん無料質問箱にお返事があった。


化学療法をしっかりやる必要があるということに関しては、セカンドオピニオンの先生の言う通りだと思います。
出来るだけ減量せず投与スケジュールを守ることが重要であることはその通りです。
アンスラサイクリン系とタキサン系の投与順序はどちらが先でも良いと思います。weeklyタキソールは骨髄抑制などの副作用が軽くハーセプチンとの相乗効果が期待出来るので、適切な選択肢の一つと言えます。その後にFECないしEC等アンスラサイクリン系の抗癌剤を投与する場合は心機能抑制に十分な注意が必要になります。
セカンドオピニオンでは以上のように言えますが、実際に治療を行う実地医療に関わる場合は現実に直面し問題を解決しながらその中で最大の効果が得られる方法を採らざるを得ません。副作用による危害が有益を上回っては何にもなりません。
どの方法がベストか言い切ることは出来ません。色々な考えがあっておかしくありません。セカンドオピニオンの意見を参考にしながら主治医の考えも聞き共同で最善の治療を進めるのがベストなのだと思います。
病理の結果から局所再発の問題より全身の問題を優先し化学療法をしっかり行うのが大事とは考えますが、断端の問題から温存乳房への放射線治療も欠くことはできません。その辺のことも主治医の意見をよく聞いてみてください。


確かに、副作用による危害が有益を上回っては何にもならない。私もそう思って減量を決めたんだよね。
気持ちがすっきりしました。

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EC療法の副作用

第2回め投与の翌日~4日めぐらいまでは、半分寝て過ごした。
頭がグラグラして、つらい。寝てばかりいるので、身体が痛い。それと、便秘もまたひどかった。前回のこともあり、カマを大量に飲んだのだが、それでも4日めぐらいまでは、便秘の症状が出た。あとは、血管痛。腕が赤く腫れ、ズキズキと痛い。これは逆に日を追って、酷くなってきた。不眠もある。すっきり眠れた気がしない。夜中に何度も目が覚め、覚めるとなかなか眠れない。胸も少しムカムカするが、吐くほどではなく、なんとか食事は取れている。これが不幸中の幸いかな。夜になると、布団の中で、不安なことばかり考えてしまうのが困った。不安な未来なんて考えてもロクなことはないのに、どうしても頭から離れない。

今日は6日め。白血球が下がり始めるのが、今の最大の心配。

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2007/11/15

EC療法(第2回め)

病院へ着いて、採血が済んでも、まだ悩んでいた。言葉ではうまく伝えられないかもしれないと思って、主治医に手紙を書いた。減量に対し、不安に思っていること等々。
主治医の意見は、「減量せずに投与の間隔をあけるより、減量してでも予定通り投与すべき」というものだった。いろいろ思いはあったが、今の病院で、減量してEC投与を受けることに決めた。
決めたからには、これが正しい選択だと信じるのみ。

白血球の値は5500まで回復していた。赤血球、ヘモグロビン濃度、ヘマトクリット値はあいかわらず標準以下だけど、投与には問題ないという。

点滴は、前回とほぼ同じ
1)カイトリル( 3mg)+生食100ml
2)デカドロン(16㎎)+生食100ml
3)塩酸エピルビシン(ファルモルビシン)90mg+生食10ml
4)シクロホスファミド 600mg+生食100ml
5)生理食塩水50ml

外来化学療法室の看護士さんが、「前回は大変だったね」と声をかけてくれた。以前に時間変更の電話をくれた看護士さんだ。少し安心した。
今回は、点滴中に血管が痛くなり、途中から温めてもらった。入院中に痛めたのと同じ血管だからかも。次回の点滴では血管を変えた方がいいかもしれないと言われた。前回の投与後は痛くなかったのに、困ったことになった。

家に帰って、軽く夕食を食べて寝る。2~3時間過ぎたあたりから、心臓がバクバクしだした。寝ているのに、ぐるぐる目が回る。ほとんど一晩中眠れなかった。
減量したのに…!と思うと、涙が出た。

★本日のお薬★
・カイトリル細粒 0.5G
・フロモックス錠 100mg
・ポンタール 250mg
・セルベックス 50㎎

◆EC第2回め 24830円

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2007/11/14

セカンドオピニオンⅡ

本当に、本当に、本当に、悩んだ。一度、心を決めても、10分後には、また気持ちが変わる。どういう治療を受けるべきかなのか。あてもなく、検索を繰り返して、こんな記事を見つけた。

大量療法 転移抑制に逆効果

抗がん剤の投与で、免疫力が低下した結果、より多くの転移を招いた……かもしれないということ。私の場合は標準治療だけど、骨髄抑制で免疫力を低下させることは、同じ結果を招くかもしれない。
減量してECを続けるべきか、薬を変えるべきか。もし主治医と話がつかなければ、治療する病院も変える必要がある。「この先生なら大丈夫!」だって、心から信頼できる主治医だったら、どんなに良かっただろう。でも、だったら、どんな先生なら自分は信頼できるのか? 病院を移っても、その先生を信頼することができるのか? そうやって病院を渡り歩く「がん難民」にはなりたくない。

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2007/11/13

セカンドオピニオン

初回の抗がん剤投与で、骨髄抑制の副作用が強く出て、入院したことについて、自分なりにいろいろ調べてみた。私の症状は、「発熱性好中球減少」というものだったらしい。受けた治療もほぼ適切なものだったと思う。
主治医からの提案は、次回投与から薬の量をファルモルビシン90mg、シクロホスファミド600mgに減量して行うというもの。80~75%に減量したという話は聞いたことがあるが、65%に減らすと言われ、不安になった。中途半端な化学療法は、抗がん剤に耐性を示すがん細胞を増やすことになる、と本で読んだからだ。

またまた、乳がん無料質問箱に質問してみた。その答えは、

EC療法はE:90mg/㎡、C:600mg/㎡で3週毎投与する方法です。アマリアさんの身長と体重から体表面積を計算すると1.57㎡になります。原法通りだとEが141mg、Cが942mgとなるので、アマリアさんにはEが140mg、Cが900mgで投与されました。

化学療法の副作用で最も重篤なのは、骨髄が抑制され白血球特に好中球が減少し感染症を起こすことです。アマリアさんには発熱を伴う白血球減少症が出現したため入院治療となりました。抗生剤や白血球を増やす薬が投与され重篤な感染症を回避することができたのだと思います。

骨髄抑制などの副作用がどのように出現するかは個人差があり予め予測できません。1回目の投与時は副作用の出方を慎重に見極めることが大切になります。アマリアさんには強い骨髄抑制が出現しました。同じ投与量で行うと2回目も同じ程度の骨髄抑制が出現する危険性が極めて高いので、2回目以降は抗癌剤の量を減量するのが通常です。減量の仕方は前回の80%あるいは75%程度とするのが一般的だと思いますが、アマリアさんは40度の発熱が見られるほど強い骨髄抑制が出現したので、大事をとって1回目の65%程度に減量したのだと思います。

EC療法は3週毎投与されますが、予定の3週目に十分に白血球数が戻っていない場合には投与を1週間ほど延期することはあります。アマリアさんの場合2週間延期するのは初回の骨髄抑制が強かったためやはり大事をとってのことだと思います。

化学療法は予定の量を予定の間隔で予定の回数投与されることで予測される効果が発揮されます。しかし、そのために生命を脅かすような重篤な副作用が出現しては本末転倒です。

重篤な副作用を回避するために投与量や投与間隔を変更すれば効果は減弱するかもしれませんが、初回投与の効果が全くなくなり無駄になってしまうということはありません。化学療法の効果がどのように出るかも個人差があり、減量しても原法通りの効果が出る場合だってあると思います。

2回目を用心深く行って3回目以降はさらに工夫して副作用をできるだけ軽減しながら治療が行われると思います。どうしても骨髄抑制が強い場合は白血球数を増やす薬を上手に用いながら、さらに減量することなく予定の間隔で治療を行うこともできると思います。

それでも、不安が拭えなかったので、ブレストセンターでセカンドオピニオンを受けてみることにした。電話をしてみたら、たまたますぐに予約が取れた。急に決めたために資料は私がもらっている紙類しかないが、それでも大丈夫だという。どうやら午前中の最後らしく、着いたとき3人ほどいた患者さん(検診かも?)は、次々呼ばれてみんな帰っていった。
セカンドオピニオンで聞いた話。

・あなたの場合は、術前に抗がん剤をやるべきだった
・うちでは、もっと大量を投与するが、発熱した人はいない
・自分なら、まずウィークリータキソール+ハーセプチンをやる
・その後、FEC+ハーセプチンを投与
・減量はおすすめできない

というもの。「もし、また発熱したら、どうなるのですか?」と聞いたところ、「ここには入院する施設がないが、近くのO病院で受け入れてもらえる話になっている」とのこと。セカンドオピニオンを受けたことで、いっそう迷いが大きくなってしまった。どうする? 減量せず薬を変えるべきなのか? アンスラサイクリン系とハーセプチンはともに心毒性があるから、同時投与しないのが基本みたいだけど、ここでは同時に投与するという。「本当は同時投与の方が効くんだよ。タキサン投与の時に、心臓への影響はわかるから、同時投与でも大丈夫」と言われた。確かにアメリカではそういう治験も行われている。より積極的な治療を望むべきか、本当に揺れに揺れることになった。

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2007/11/12

会社へ

今日は休職してから初めて会社に行ってきました。といっても、働きに行ったわけじゃなく、経過報告と休職期間延長のお願いをしに、なんだけど。2ヶ月ぶりの会社は、なんだか懐かしいような、昨日まで来ていたような、不思議な感じ。休職中に下期に入って人事異動があったので、ずいぶん人が変わっていたり。でも、いろんな人の顔を見られて、ちょっと元気になれたかな。
復職は、2回めの抗がん剤の副作用をみてから、ということになりました。短い時間だったのに、意外と疲れた。なまっとるなぁ。

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2007/11/11

ベビーシャンプー


遅ればせながら、抗がん剤で抜けた髪用にベビーシャンプーを買ってみました。なるべく優しい成分のものを、ということで、オーブリーのベビーシャンプー。今までは頭皮がピリピリするので、お湯で流すだけだったんだよね。汚れのほとんどは汗や油なので、お湯だけでもほとんど落ちてしまうそうです。まだ使っていないので、感想はまたいずれ。

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2007/11/09

かつらデビュー

20071109

今日は退院後、初めてのお出かけ。病院へ行くときは帽子ですませてしまったので、いよいよ今日がかつらデビュー。髪が抜けてぶかぶかになってしまったかつらをかぶり、パン教室へ行ってきました。今日はノアレザン。好きなタイプのパンなので、楽しく作りました。平日の昼間なので、生徒は2人。ほとんど貸切状態です。
その後、スヴェンソンまでテクテク歩いて、かつらの調整に行ってきました。髪がないと、かなり頭が小さくなるんだなぁと実感。かつらのシャンプー方法など教えてもらい、専用シャンプーやリンスなど必要なものを買って帰宅。
久しぶりの外出で、たいした時間でもなかったのにえらく疲れてしまった。このところ、不眠が続いているので、今日はぐっすり眠れるといいなぁ。

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2007/11/08

白血球の値

今日は緊急入院~退院後の初外来。血液検査をしてから、久しぶりに主治医に会った。
検査の結果、白血球数10.2→3.3 赤血球数2.92→3.67 ヘモグロビン濃度8.3→10.5 ヘマトクリット値25.5→31.9 血小板数313→420 
ひ~ん、正常値がひとつもない。特に白血球が3300っていうのが悲しい。5000ぐらいはあると思ってたのになぁ。退院時の結果は注射で無理やり上げたものなので、下がっていても驚くことはないのだそう。次回は投薬量を減らすが、それでも白血球が下がりすぎるようなら、抗がん剤の種類を変えると言われた。くすん。
でも、今日はけっこうコミュニケーションが取れたような気がする。まぁ、いつもに比べてだけど。

★本日のお薬★
・酸化マグネシウム(カマ)
・強力ポステリザン軟膏
・アモバン錠 7.5㎎
・フラビタン錠 5㎎

◆乳腺外来 4630円

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2007/11/04

生理が遅れている

予定より数日、生理が遅れている。抗がん剤で無月経になるケースもあるということだけど、1回目の投与から?と思うと、少し不安。そのせいか、手足が熱い気がする。37℃ほどあった微熱だけど、今日は36.5℃ぐらい。これなら平熱と考えてよさそう。点滴のあとは、なんと、まだ固くなっていて触ると痛い。カマを飲んでいるおかげで便通はあるけど、やっぱりまだ痛い。副作用に粘膜の炎症(鼻、口内炎、大腸)とあるけど、まっさきに「大腸」に来た感じでイヤだなぁ。脱毛はさらに進んで、あまり抜けなくなってきた。
元気出そう、と思うけど、なかなか心が言うことをきかない。

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ホルモン療法について

病理結果が出た際に、乳がん無料質問箱に質問した回答


ホルモン受容体については、針生検の結果と術後の最終的な結果が違っていることはあり得ると思います。ホルモン受容体の有無は癌組織を免疫染色で染め顕微鏡で見て判定するので、一部の組織で診断する針生検の結果はホルモン受容体が不均一に分布する場合に全体の状態を表していないことがあります。

再発進行乳癌で確かめられたホルモン療法の効果は、1)ER(+)PgR(+)、2)ER(-)PgR(+)、3)ER(+)PgR(-)、4)ER(-)PgR(-)の順に低くなります。有効率は1)の場合で70~80%、2)の場合で40~50%程度とされています。こうした有効率は再発のように治療効果を確かめられる評価病変がある場合の数値なので、評価病変のない術後療法でどの程度の効果があるかは数値で表すことは困難です。

アメリカで出されている治療の効果予測で言うと、アマリアさんの場合は10年後の再発予防効果はホルモン療法だけだと約9%、化学療法だけだと約11%、ホルモン療法と化学療法(EC+タキサン系)の併用で約16%改善すると見積もられています。このまま日本人に当てはまるかは別にして、この程度の併用効果はあると見なすことができます。

化学療法後のホルモン療法としては抗エストロゲン剤のタモキシフェンだけ、あるいはLH-RHアゴニスト(卵巣機能抑制)とタモキシフェンの併用が考えられます。一般的な場合、化学療法で無月経にならなければ後者の方がより効果的だという結果が出されています。ただし、アマリアさんの場合はHER2(+++)なのでタモキシフェンの効果が低い可能性があり、無月経にならなければLH-RHアゴニストだけという選択肢もあると思います。

ドセタキセル+ハーセプチンとウィークリータキソール+ハーセプチンの効果に違いがあるかということですが、ほとんど差はないと考えて良いと思います。


化学療法が終わってからの話だけど、忘れないように、ネ。

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2007/11/02

脱毛

入院中、高熱が落ち着いたあたりから徐々に脱毛が始まっていた。それから一週間。髪の方はかなり薄くなってしまったが、まだまだ抜け毛が激しい状態。頭皮もなんかピリピリする。頭皮のピリピリはずっと続くのかしら? 脱毛が落ち着けば治るのかな?
点滴のあとは、まだ腫れていて痛い。固くなっている部分が少し小さくなってきたような気はする。痔の方も少しずつ良くなってきているような気はするが、やはり便通があると悲鳴モノ。
カツラのサイズ調整に行かなくてはならないけど、まだ体調が整わないので無理だなぁ。復職についても、かなり自信がなくなってきてしまった。いかん、いかん。弱気になってるなぁ。

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